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フランス紅茶の旅 ①

更新日:2023年8月18日


12月12日から9日間で、パリとボルドーへの旅。

沢山の美味しいものやキレイな風景に出会うこと。

もちろんそれも旅の醍醐味ではあるけど、

実は、今回はある意味において、私の転機にしたい。と、決意の旅立ちでした。


結果的には、渡仏して本当に良かった!


沢山の人生に出逢い、

さまざまな人のさまざまな想いに出逢い、

全てがストンと

腑に落ちるような感覚を、パリで、ボルドーで

感じることが出来ました。


今回の旅では自分で課題を何個か持ちながら、

それをクリアするためにフランスへ向かいました。


そのうちの一つ。


フランス紅茶の源流を探ること。

今現在のパリ、ボルドーで実際に紅茶が楽しまれている様子を見ること。

現代のサロンドテを知ること。

フランスでの紅茶やお茶の流れを知ること。

わたしが、フランス紅茶の第一人者となるための、色んな情報を得ること。


それが、自分の中で大きなミッションでした。


今回、サン=ジェルマンデプレの

サロンドテ ジョルジュキャノン社で、社長でティーブレンダーであるオリビエ スカラ氏に

実際にお会い出来、今現在のフランス紅茶のことを

直接お伺いすることが出来ました。



実は、

10年前にも、アルションで社内資格制度を立ち上げるために、同じ場所で、インタビューをしたのですが、結局、力不足で形にする事が出来ず。

今考えてみれば、きっとずっとそれを形にすることが本当にやりたいことだった気がします。


フランスでのフランス紅茶の楽しみ方。

日常に豊かに時間を過ごしながら、

紅茶がそばにある風景。

自由に、そして、好きな人と好きな場所で好きな紅茶を飲むこと。

人生を豊かにすること。

そんな風景を垣間見て、

これを日本の皆さんに伝えたい。


「紅茶を通して人と繋がり、そして人生を豊かに楽しむこと」を広めたい。と、考えていたのでした。

「フランスでは、堅苦しいことは抜きにして、

紅茶は楽しむためにあります。」

ティーブレンダーのオリビエさんの言葉が響きます。

難しいことは抜きにして、まずその時間を楽しむこと。

一緒にいる人との一期一会を大切にすること。

日本の茶道の考え方を、パリのサン=ジェルマンデプレで感じる事が出来ました。



ジョルジュキャノン社は、

1898年創業のパリの老舗紅茶商で、オリビエ氏で4代目。

フランス紅茶協会の会長も務めるオリビエ氏が手がけるフレーバードティーは、

実は裏方で知られていて、パリのパティスリーのアンジェリーナやピエールエルメ、サダハルアオキなどの紅茶を手がけられています、ら

オリビエ氏は、いつも控えめで物静かなので

大きな宣伝をあまりされないし、むしろ

敬遠されています。

そこがいつも好感が持てるお人柄だな。と、

私は、いつも尊敬しています。

今回も、お忙しいお時間の合間に、沢山の紅茶のこと。フランスでの紅茶の流れなどを

お聞きする事が出来たことが、

本当に有難い出来事でした。


ジョルジュキャノン社は、以前のいでたちから

一年前にリニューアルされていて、とてもシックな内装やデザインに変わっていました。

時代の流れとともに、紅茶の流行も変わって来ているとのおはなしでした。

このお話しは、私の専門学校や教室のレッスンの中で、お伝えしたいと思います。




オリビエ氏は、相変わらず穏やかで優しくて、

紅茶のお仕事をされている方の特徴である

おもてなしの精神に満ち溢れていました。

パリにいらっしゃるご予定のある方は、ぜひ

ジョルジュキャノン社のサロンドテに立ち寄ってみてください。

きっと、パリの喧騒から逃れて、

ホッとするひとときが過ごせると思います。



George Cannon

12rue Notre Dame des Champs 75006 Paris

https://qualite.co.jp/hpgen/HPB/entries/51.html







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